AI GIJIROKUの音声認識は世界最高精度のアルゴリズムを採用しており、オルツならではのパーソナライズ人工知能モデルが更に5%以上の精度を押し上げ、使えば使うほど精度がよくなる強化学習型音声認識サービスです。
参考リンク)AI GIJIROKUの認識精度が高いのはなぜ?
ここでは更にAI GIJIROKUの音声認識精度を上げるための手法をご紹介します。
1. 業種別音声認識を選択して利用する
業種別の音声認識エンジンを使用することで、業種独自の専門的な用語を高い精度にて認識させることが可能です。貴社の業種にあった項目があれば迷わず選びましょう。
業種は、「法律」「保険」「金融」「医療」「日本史」「世界史」「化学」「自治体」「国会」「COVID-19」「製薬」「建築」「IT用語」「人事労務」「会計監査」などがあり、ご自身の企業や業務に向いた業種を選んでご利用ください。
※「業種別」を選択した場合、使用可能な「議事録収録時間」から収録時間が消費される他に「高精度/業種別音声認識」から時間が消費されます。
2. 声紋登録をして話者分離機能を活用する
声質を人工知能が学習する「声紋登録」をすることで、話者特定のパーソナライズ機能※をご利用いただけます。
声紋登録を利用することで複数人が参加するグループミーティングでも「誰が話したのか」を声質から人工知能が分離して表示します。
これにより音声認識の精度が向上しやすくなります。
※ユーザーの声紋を判断し、対話の中での話者特定を自動化します。
最大で 93.3%以上の精度、ノイジーな環境で76.5%以上の精度の最先端モデルが利用できます
詳しくは、こちらの記事をご参照ください。
声紋登録のメリット、登録方法をご紹介しています。
3. 辞書登録をする
音声認識の精度を下げる大きな要因のひとつに、一般的ではない特殊用語(専門用語やユーザー独自の固有名詞を指す)の発言の多用があります。それらの特殊用語を予め辞書に登録することで音声認識の精度を上げることができます。
辞書の登録方法は下記があります:
1)収録後の音声認識結果を選択しAI GIJIROKUに辞書登録する
2)Google・SMS連携などでAIにより自動でAIGIJIROKUに辞書登録する
3)CSVファイルでまとめてAI GIJIROKUに辞書登録する
辞書登録の方法はこちらの記事をご参照ください。
4. 収録時にヘッドセットマイクを使用する
ヘッドセットマイクを使うことで、自分以外の人の発言やノイズの収録を防ぎ、音声認識精度が上がります。PC内蔵のマイクでも使用可能ですが、音声認識の精度を更に高めるにはヘッドセットマイクを端末に接続して使用することを強くおすすめします。
WindowsとMac、また、ご利用のブラウザにより設定方法が変わりますので、マイクの設定方法についての記事内、ヘッドセットマイクの設定方法をご確認ください。
- Windowsの場合:②ヘッドセットマイクのAI GIJIROKUへの許可の設定方法
- Macの場合: ②ヘッドセットマイクのAI GIJIROKUへの許可の設定方法
※スマートフォン、タブレットでのマイクの設定方法についてはこちらからご確認いただけます。
5. 推奨動作環境を確認する
ご利用のPCのスペック次第ではブラウザの動作が遅くなり収録に影響が出ることが考えられます。ブラウザのタブをできるだけ閉じる等にて改善される可能性もあります。
以下の記事にて推奨動作環境を見直してください。
参考)推奨動作環境について
以上5点が音声認識の精度を向上するポイントとなります。